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ネタ帳

自分に似合わない高価なノートを使っています。

表装は滑らかな革張りで、
せいぜい250ページくらいのノートに15000円位を投資しました。
なぜ、僕の稼ぎに見合わない、高価なノートを使っているのか・・・・。

結論から言うと、
このノートは「ボキャブラリー・ノート」です。
いろいろな場面で、ふっと思いついたトークや、
一所懸命に頭から絞り出した言葉などを
整理して記録しています。

他人(ひと)を説得するスキルは、あらゆる人に必要です。
営業スタッフだけに限りません。
事務をやっている人も、同僚や上司を説得する必要があります。
社長も、部長も、平社員も、
それぞれの立場によって、説得したい相手がいるでしょう。
夫婦間も、恋人同士も、家族も、道路ですれ違った他人にさえも、
場合によっては説得する必要に迫られるかもしれません。

その中でもやはり営業職は、その必要度が際立っていますね。

たとえば、
オーナーにあなたの賃貸管理を採用するように説得するときや、
お部屋探しのお客様にあなたの管理物件を決めるよう説得するとき。
その時に必要なのは、その場に適した効果的な「セリフ」です。
それは「語彙(ごい)」と言いますが、
ボキャブラリーの方が分かりやすいかもしれません。

このボキャブラリーが豊富な人は説得力がありますし、
営業職なら、豊富な人ほど成績が良いでしょう。
では、
ボキャブラリーは、どのように増やせばいいのでしょう。

経験を積むのは「そのひとつ」です。
本を読んだり、セミナーを受けたり、人の話を聞いたり、
映画やドラマを観るのも役に立ちます。
知識というより、いざというときのボキャブラリーを増やすために、
これらに積極的に触れるべきでしょう。

でも・・・
これだけでは、ボキャブラリーはあまり増えません。
ではどうするか。
あなたの頭の中にある「ボキャブラリーの基(もと)」から
意識的に「セリフ」として外側に引っ張り出して
それをメモする作業が効果的なのです。

あなたは少なくとも20年以上は生きているのですから、
その間に無意識のうちでも多くの言葉や考えに触れていて、
「ボキャブラリーの基(もと)」は「そこそこに」貯まっているはずです。
他人(ひと)よりたくさん本を読んだり、話を聞いているなら「なおのこと」です。
その「基(もと)」を外側に引っ張り出して、そしてメモをしましょう。
そのために「ボキャブラリー・ノート」が役立ちます。
お笑い芸人さんなら「ネタ帳」を持っていますよね。

才能のある人は(たとえば明石家さんまさん)、
頭の中にある「基(もと)」が、どんどん口から出てくるのでしょう。
でも僕は凡人なので、このノートが必要と気がついたのです。

もちろん大学ノートでも全然オッケイです。
でも僕の場合は、100円の大学ノートではすぐに「なくして」しまうので、
「ちょっと高価な」革張りのノートにしました。
数年も使っていますが、失うことなく、最近3冊目の最初のページに書き始めました。
几帳面なあなたなら大学ノートで十分でしょう。

オーナーに、あなたの賃貸管理の説明が終わったとき、
「他社からあなたの賃貸管理に変更する理由(ワケ)を説明してほしい」
というような主旨の問いかけがあったら、
あなたは何と説明しますか?

「あなたに変えた方がオーナーが得する理由(ワケ)」を
いくつ並べることができますか?
ひとつでは足りませんね。
だって、オーナーの都合によって
オーナーにとって「説得力あるセリフ」は異なりますから。

その問いかけに対する回答をいくつ用意できているのか、
それが「ボキャブラリー」です。

5つや10くらいは用意しておいてください。

日頃から、
外側に引っ張り出す時間を作ってください。

「そんなにない」と思うかもしれませんが、
あなたの頭の「ボキャブラリーの基(もと)」の中に
きっとあるはずです。

あなたは気付いていないだけです。

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