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地震と管理会社

この記事は4月15日に書かれたものです。

「管理を増やすための研修」で
福岡に来ています。

昨夜、大阪から新幹線で乗り入れたのですが、
門司の手前で熊本地震を知りました。
新幹線は鹿児島が終点でしたが
博多止めになりました。

本日の研修参加者様は14名の予定ですが、
その中に熊本市からお見えになる方が
お二人いらっしゃいます。
研修どころではないですね。

この福岡も、だいぶ前になりますが、
大きな地震に見舞われました。
そのときも「九州の地震は珍しい」と
言われました。
過去に例が少なくとも、起こるときは起こるのですね。

地震の際の管理会社の役目は重要です。

まず、従業員さんの安否確認。
各自が、自身の生活を第一にすべきですから、
家族のことを最優先すべきでしよう。

そして、落ち着いたら、
会社に集まってもらい、やるべきことがあります。

管理物件の確認ですね。
復旧するという段階ではなく
安全に暮らせるかどうか「確認」です。

危険と判断されれば、
部屋を空けていただかなければなりません。

この段階で管理物件の部屋が
 ・安全で入居中の部屋
 ・危険で空いた部屋
 ・安全で前から空いてる部屋
に別れますから、

管理物件で退避した入居者さんを
空いている安全な部屋に移動していただきます。

そのうえで、まだ空いた部屋があるなら、
一般の希望者に斡旋する訳ですが、
入居希望者さんが殺到するかもしれませんね。

手数料をいただくかどうかは
各社さんの判断ですが、
余分な暴利を得るのはあり得ませんね。
日本人は、そんなこと、しない訳ですが。

もうひとつ、地域内に、
安全で空いてる部屋がないか、
あらゆるオーナーさんをあたって確認します。
取引があろうとなかろうと、
元付け誰であろうと、
夜を明かす部屋がなく困っている方が優先でしょう。

機能不全に陥っている元付けさんも
いるかもしれませんし。

その後、管理物件の復旧です。
長い道のりが始まります。

地震が起こるたびに
災害時のマニュアルをしっかりと
作っておくことの必要性を思います。
判断しなくても、指示しなくても
皆が正しく動ける指示書です。

いまの日本は、全国の各地で、
いつ地震が起きても不思議ではありません。
管理会社の責任が果たせるように
いつも備えていなければなりません。

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