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オーナー座談会 「もっと“民泊”を知ろう」

司会 いま話題の民泊は、オーナーも無関心ではいられないですね。
今回は、民泊に詳しいZさんの解説を聞きながら、皆さんのご意見や感想をお聞かせください

T 4月から「民泊が解禁になる」という報道がありましたね。

Z 民泊はもともと禁止されていませんから解禁という表現はどうでしょう。
やるには旅館業の許可が必要なだけなのです。
4月からハードルが下がり、1人当たり「3.3㎡」で良い、フロントを設けなくて良いことになりました。
でも相変わらず「住居専用地域」では営業できません。ハードルは下がったけど撤廃された訳ではありません。

Y 賃貸の民泊活用は難しいですか?

Z 政府は、この新しい産業の育成に積極的です。
2020年の外国人観光客の目標を4000万人に引き上げました。
30年には6000万人です。とても宿泊施設が足りません。
民泊普及を後押しするために、旅館業とは違う枠組みを作る構想があるようです。

A オーナーの問題は何でしょうか?

Z まず賃貸住宅が「ヤミ民泊」に利用されないように気をつける必要があります。

Y ヤミ民泊って何ですか?

Z 自分が住むと言って、オーナーの承諾なしで、民泊物件として使用することです。

D けしからんですね。
防止するには転居理由をしっかり確かめるなど、何らかの防衛策が必要ですね。

A 賃貸住宅を合法で民泊できるようになったらオーナーはどうすれば良いですか?

Z オーナーさんが民泊に反対のときは、貸さなければ良いだけです。
もし活用を検討するなら方法は3つあります。
1つめは、オーナーが貸主(ホストという)になって、民泊利用者(ゲストという)を迎入れる方法です。
うまく借り手が稼働がすれば、通常家賃の倍近い収入が得られる可能性もありますよ。

T でも、随分と大変そうですね。

Z 短期間にゲストが入れ替わるので大変ですよ(笑)。
食事こそ出しませんが民宿を営業するようなものです。
言葉の問題もありますし、よほど「世話好き」でないと務まらないでしょう。
でも、多くの外国人と、身振り手振りでコミュニケーションするのが楽しくて「生き甲斐になった」というホストもいらっしゃいます。

Y 僕には無理ですね(笑)。

Z 2つめは、管理会社さんがホストになる方法です。
管理会社さんは入居者管理をしていますから、経験の下地はありますよね。
鍵の引き渡し、ルールの説明、緊急時の対応などを行うには、一番近い存在かもしれません。

A 僕たちオーナーのメリットは、「空室が埋まる」ということですね。

T 管理会社がホストをやるでしょうか

D まず空室対策になりますし、その部屋が稼働すれば「差益」が稼げますからね。

Z 3つめは、ホストの経験豊富な方に貸す方法です。
今後は賃貸の部屋を借りて、民泊活用したいという個人が増えてくるはずです。
民泊需要が生む新たな職業です。

Y でも、ちょっと不安ですよね。
しっかり管理してくれる人と、いい加減な人がいるでしょうから。

T 無責任なホストだとトラブルが起こるし、問題が起きても責任を取らない可能性もありますよね。

Z ホストが外国人旅行者を募集するには専用の仲介サイト(略称エアビーといいます)を使うのですが、そこにはホストを評価する制度があります。
評価するのは泊まったゲスト達です。
そこで、トラブルのない経験豊富な優良ホストだけを選んで貸し出す、ということが可能になります。

A なるほど。では、評価が足らないとか悪いホストには貸さない、という判断基準があるのですね。
逆に、評価の高いホストは「いい仕事」をしている証明だから、しっかりと管理するし、トラブルも少ないのでは?ということですね。

司会 さて。仮に賃貸住宅を民泊に貸すとしても、法律面でのハードルが多く残っている、ということですので、今後の成り行きを見守るしかありませんね。
最後に、Zさんのお話を聞いて、皆さんはどのように思われましたか。

Y 僕は不安ですね。
確かに空室の問題は今後も深刻ですが、外国人旅行者に貸したら今の入居者が不安に感じると思います。

T 一戸建てなら良いですが、賃貸住宅は他の入居者さんもいるので、僕も不安の方が大きいです。

D 僕も入居者さんが第一なのは同じです。
でも新しい可能性は追求したいと思います。
だから勉強と検討をしていきたいですね。ホストはやりませんが(笑)。

A 僕はかなり積極派ですよ(笑)。
課題は1つ1つ解決していけば良いと思います。
日本に来る外国の旅行者が増えるのは良いことですし、彼らは洋風化されたホテルに泊まっても面白くないでしょう。
「ありのまま」の日本の住宅を体験してもらえるし、空室を埋めることもできます。
「良いことずくめ」でないことは承知なので、法律面等の環境整備に合わせて準備していこうと思います。

司会 4人それぞれの反応ですね。
これが全国のオーナーの気持ちを映し出しているのかもしれません。
政府の主導で民泊がどのように推移するのか、慎重派も積極派も無関心でいられないのは事実ですね。
本日は有り難うございました。

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