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「コミュニティを形成する賃貸住宅」とは

 

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「コミュニティ賃貸」という言葉を
お聞きになったことが有る大家さんは、
どのくらいいらっしゃいますでしょうか。

従来の賃貸経営にコミュニティ形成を組み合わせたもので、
最近少しずつ注目されるようになって来ています。

最近の分譲マンションでは、
クレームの増加や管理費滞納などの問題を解決し、
マンション内の自治を守り資産価値を落とさないために、
積極的にコミュニティ形成を行っているところが増えてきています。

マンション内の住民が参加できる季節ごとのイベント開催などを通じて、
区分所有者や管理会社が顔の見える関係になることで、お
互いに住環境や資産価値を守るという意識を育んでいるのです。

これに比べ一般的な賃貸住宅では、
入居者さん同志や大家さんとのご近所付き合いは
ほとんど無いという所が多いと思います。

分譲マンションと比べて世帯数が少なく、
コミュニティ形成に使う予算が取りにくいので、
賃貸住宅ではコミュニティ形成は難しいと言われて来ました。

ところが、
賃貸住宅でもコミュニティ形成に成功した事例が
少しずつですが出て来ています。

我々不動産業者の間でもまだあまり知られていませんが、
現代の賃貸経営の様々な問題を解決する鍵がこの中に有りそうなので、
今回はその中の一つの事例についてお話しをしたいと思います。

東京の下町に、
最近メディアでよく取り上げられるようになった
「コミュニティ賃貸」が有ります。

賃貸住宅の立地としてはさほど人気のある場所では無いのですが、
とても評価される住宅となっているそうです。

大家さん一家は、
もともとその場所で家業の銭湯を経営していました。

50年続いた銭湯は、
地域の住民の憩いの場となっていたそうです。

ところが銭湯の業務のほとんどを担っていた
高齢のお父様が怪我をされてしまい、
ただでさえキツイ銭湯の仕事に従事することが
難しくなってしまったのです。

息子さんたちは全員が他に仕事を持っており
跡を継げる方もいなかったため、
この一家は仕方なく廃業を決意しました。

しかし、
家業を廃業してしまうと固定資産税が上がってしまうため、
そのままでは土地を維持出来ません。
先祖代々の土地を手放したく無かった大家さん一家は、
その場所で銭湯に代わる事業として賃貸経営を行うことに決めました。

しかし、色々調べてみると、
昨今の賃貸経営は簡単ではない事を知りました。

普通に新築しても、
長い目で見て経営の安定を図るのは難しいと思った一家は、
自分たちだけの特徴を出し、
差別化を図ろうと考えました。

色々と調べてみた結果、
コミュニティ形成を行って人気の賃貸住宅にしている事例がある事を知り、
「自分たちにもこれならば出来るかも」と思ったそうです。

なぜならば、一家は長年町内会の活動を支えて来ており、
日頃から町の住民同志のコミュニティ形成に
力を入れて来た歴史があるからです。

古い木造住宅が密集しているこの町は、
火災があった際に消防車が入って来にくいため、
地域防災の観点からも町内会の活動が盛んでした。

万一の時に、
どこに誰が住んでいて誰が逃げ遅れているかなどを把握する為に、
お正月の餅つき大会、盆踊り大会、ラジオ体操、草むしり
などを通じて顔の見える関係を目指していたのです。

一家は、せっかく賃貸経営をするのであれば、
この町内会のコミュニティを経営の付加価値とするとともに、
町のためにもなる賃貸住宅を建てたいと考えました。

日頃から町内会活動を行っていく中で、
この町も少子高齢化のために
町内会活動の担い手が育たないという悩みを抱えていたのです。

そこで一家は、
新しく建てる賃貸住宅に想定される入居者として、
町内会が一番欲しい「住民=若い夫婦と子供」に
ターゲットを絞ることにしました。

若夫婦と子供のために、安心安全で、
のびのび子育てが出来るような住環境を作る事にしたのです。

間取りや設備の工夫も行いましたが、
付加価値として、
新しくこの町に住む「入居者家族」が臆せずに町内会活動に
積極的に参加出来るようにしようと考えました。

一般的に見て、賃貸住宅で町内会加入というと、
どちらかというと面倒がられる向きがあると思います。
賃貸住宅の入居者さんから
町会費を頂けずに悩んでいる町内会も多いですよね。

しかし、この一家は町内会加入をメリットと捉えました。
素晴らしい逆転の発想です。

そして結果的に、他の地域から転勤してくる良質な家族が、
良好なご近所付き合いや安心して子育て出来る環境を求めて集まり、
「子育て応援賃貸」として人気の賃貸住宅となりました。

テレビや雑誌やインターネットを見ていると、
ご近所トラブルから事件に発展したという
ニュースに遭遇することも増えました。

幼稚園建設に反対するニュースを見ても、
子供のたてる音を騒音とみなす方々が少なからずいることが分かります。

小さい子供を抱えて引越しする家族にとっては、
それはもはや他人事では有りません。
新しい土地でトラブルなく仲良く暮らすことが出来るという事は、
ここに引っ越した家族にとってはとても大切だったのだと思います。

大家さん一家が仲介役となり、
良質なご近所付き合いがセットになった賃貸住宅
というアイデアは大成功でした。

大家さん一家だけでコミュニティ形成をするのは
なかなか難しいと思いますが、
町内会の力を利用して入居者家族と地域住民を上手に繋げ、
賃貸経営を安定させた事例として、
他の大家さんたちにもとても参考になると思います。
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