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【賃貸管理】社長の言葉が通じていない!?

会社の業績を上げるためには
社内全員が「同じゴール」を目指す必要があります。

しかし目的が理解されていないとか
思いがバラバラでは
成果も出ないし継続できませんね。

今日は意外と社内で理解されていない
「目的」「目標」「手段」について書きたいと思います。

 

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これが分かって認識できれば
全員の矢印を同じ方向に向かせることができます。

つまり成果が出やすくなります。

 

最初に質問です。

A社では年初に、
「今年中に管理戸数1000戸の大台に乗せる」
というテーマを掲げました。

これは「目的」でしょうか?
「目標」でしょうか?
それとも「手段」でしょうか?

 

正しい答えが分かりますか?

 

 

 

(少し考えて答えを口に出してください)

 

 

 

さて正解は・・・・

「目的」でもあり、
「目標」でもあり、
「手段」とも成りうる

です。

「何?それ」
と思ったかもしれませんね。

説明しましょう。

 

A社は
「地域一番の管理会社になる」というゴールを
5年後に設定していたとしましょう。

地域一番になるには
「管理戸数3000戸を達成」する必要があります。

現在の管理戸数は600~700戸ですから、
なかなか壮大なゴール設定ですね。

そのためには、
3年後には「管理戸数2000戸を突破」しておく
必要があると計算しました。

そのためには、
今年中に「1000戸の大台に乗せる」必要があります。

そのためには
「毎月300人のオーナーにアプローチ」
を続けることを決めました。

そのためには
「300人のオーナーリストを用意」する必要があります。

そのために
「ターゲットの地域と物件を絞る」
という会議を社内全員で行いました。

 

さて整理してみましょう

1.地域一番の管理会社になる
そのために ↓
2.5年後に管理戸数3000戸を達成する
そのために ↓
3.3年後には管理戸数2000戸を突破
そのために ↓
4.今年中に1000戸の大台に乗せる
そのために ↓
5.毎月300人のオーナーにアプローチする
そのために ↓
6.300人のオーナーリストを用意
そのために ↓
7.ターゲットの地域と物件を絞った

 

という戦略を決めたのです。

僕の質問は4番目の
「今年中に1000戸の大台に乗せる」
というテーマは

「目的」「目標」「手段」のどれか?

というものでした。

そして答えは
「目的」「目標」「手段」の
どれにもなり得る、でした。

検証してみましょう。

 

たとえばA社が、

「今年中に1000戸の大台に乗せる」

という「目標」を掲げたとします。

それは
3番の「3年後には管理戸数2000戸を突破」
という「目的」を達成するためです。

その「手段」として
5番の 「毎月300人のオーナーにアプローチする」
を実行する、ということになります。

 

分かりますか・・・・

4番が目標のときは、
3番が目的になり
5番が手段になるのです。

でもこれは固定ではありません。

 

 

5番の「毎月300人のオーナーにアプローチする」
というのが「目標」なら、それは

「今年中に1000戸の大台に乗せるため」なので
4番が「目的」になります。

そして6番の「300人のオーナーリストを用意」が
「手段」になります。

 

つまり、

何を「目標」にするかを決めると

何のためにするのか・・・が目的になり
そのためにどうする・・・が手段になります。

なので「1000戸の大台に」は
目的にも目標にも手段にもなり得るのです。

 

 

もちろん最終の目的は「地域1番」です。

 

 

僕が1年後に「英語がペラペラになる」
という目標を持ったのは

2020年にオリンピックで訪日する外国旅行者と
親しく会話して仲良くなりたい
という目的があるからで、

その手段として
生まれて初めて英語スクールに通いました。

 

でも僕に貯金がなかったら

「英語がペラペラになる」という目的のために
「6ヶ月後から英語スクールに通う」という目標を持ち
そのために「お金を貯める」が手段になります。

 

「英語スクールに通う」が目的なら
「6ヶ月で10万を貯める」という目標を持って
そのために「アルバイト」という手段を考えます。

 

会社が掲げるテーマは
「何を目的とするか」によって
それを達成するための「目標」と「手段」を
決めて行く必要があります。

 

 

なぜ、こんな面倒を書くかというと
社内で「目的、目標、手段」が混同されていて
「言葉が通じていない」ことが多いからです。

 

社長は明確な目的を持って
そのための「目標」を掲げていても、
スタッフが社長の目的を理解していないと
間違った手段をとってしまうことが起こります。

 

その誤解を防ぐためには、

「目的」と
そのための「目標」と
それを成し遂げるための「手段」を

しっかりと説明して共有することです。

 

今回は少し分かりにくい理屈なので
社内で感想を話し合ってみてください。

 

社内が同じ矢印に向かうという「目的」で
メルマガの理屈を共有する「目標」のもとに
社内ミーティングという「手段」を実施してください。

 

 

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