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騒音トラブル 設備が原因の巻

50603427 – young japanese businesswoman suffers from noise

今回は、
騒音トラブルの中の「設備系騒音」に関する
対応について書かせて頂きます。

賃貸トラブルの中でも騒音問題は特に多いのですが、
自分は以下のように分類しています。

1.(飲み会系騒音) 
部屋に友達を呼んで大騒ぎ、学生の多いワンルームで4月頃に多発。

2.(設備系騒音) 
玄関ドア・建具・換気扇・給水管等、設備の不具合で大きな音が発生。

3.(配慮不足系騒音) 
入居したばかり等、自分の出す音が迷惑を掛けていると気が付かない。

4.(通常使用系騒音) 
元々が壁や床が薄く、一般的な使い方をしても音が響いてしまう。

5.(メンタル系騒音) 
小さな音に過剰反応したり、被害妄想的な主張をしてくる。

「飲み会系騒音」の場合は、
明らかに「騒音元」に過失があるのが特徴ですので、
騒いでいた入居者へピンポイントで注意をする事と、
「あなたのせいで、他の入居者が退去してしまった場合には
責任を取って頂く」と注意して、
二度と問題を起こさないように牽制する事が重要です。

「飲み会系騒音」は、
比較的解決しやすい部類となるのですが、
今回の「設備系騒音」の場合には、
「騒音元に過失が無い」場合が多いのが特徴です。

過去に印象に残った案件がありましたのでご紹介します。

鉄骨造マンションの1階に引っ越してきた
Aさん(50代男性)が上階の方が床を
叩いているように感じる、
と訴えてきた事例がありました。

真面目で我慢強いAさんは、
「自分の出している音がうるさいから警告された」と思い、
テレビや歩く音にも気を使って生活していたそうですが、
寝ている時にも音が聞こえる時があり、
ストレスを溜めていました。

Aさんが入居して数ヶ月経過したある夜のこと、
酔って部屋に帰って来たときに、
また叩かれた音がしたので
我慢の限界だと感じて上階のBさん(40代男性)宅へ
抗議に行きました。

午前0時頃だったのですが、
インターホンを数回鳴らしても
Bさんが出てこないのでAさんは
部屋に戻りました。

実はBさんは突然の訪問者に怖くなり
警察を呼んだのでした。

Aさんはパトカーに気がついて2階へ上がり、
「毎日のように天井から叩く音が聞こえて抗議した」
と理由を伝えたところ、
何とBさんは、「私は叩いてなどいない!」
と反論したのです。

その場は警察官の仲裁で、
「翌日管理会社に間に入ってもらいましょう」となり、
騒ぎは一旦終了しました。

警察は民事不介入なので、
暴力事件にでもならない限り
当事者間の揉め事には立ち入ってくれません。

翌日、Bさんより報告を受けた自分が対応しました。
そして「音の正体」が判明しました。

なんと、
Bさんの和室入口ドアの建付けが悪いため、
思いっきり力を入れて閉めていた音が、
下の階では叩いている音に聞こえていたのでした。

答えを知ってみると「そんな事?」と、
呆れてしまうものですが、
Aさんにしてみれば、
上階に気を使いながらの数ヶ月は辛かったと思います。

「当社に連絡して頂ければ対応したのですが」
と、Aさんに話したところ、

「以前住んでいたアパートでは、
自分で解決しろと言われたので、
不動産会社に不信感がありました」と、

言われてしまいました。

後味の悪い結果となりましたが、
ここから先は管理会社の仕事です。

ドアの建付け調整はもちろんのこと、
Aさんが叩いていると思い込んで我慢していたこと、
Bさんに悪気は全く無かったことを丁寧に説明し、
ご理解をいただいて継続して住んで頂く事が出来ました。

物を調整するだけでなく、
「人と人との関係を調整」する事は
賃貸管理業務の大切な基本です。

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