高級賃貸マンション、今後も増加 


 長谷川総合研究所はこのほど、「高級賃貸マンション市場の動向」と題するリポートをまとめた。大手ディベロッパーを中心に、都心部立地で各種設備やサービスの充実している、いわゆる「高級賃貸マンション」の市場へ参入する事例が増えていることから、それらの事例を取り上げ、今後の可能性について考察したもの。
 それによると、主要ディベロッパーの高級賃貸マンションの供給実績・予定は01年以降で2000戸超となっているが、このような供給増加の背景として、@都心部の再開発で住宅の付置義務を満たすために作った住宅が高級賃貸マンションとなっているA投資家の高級賃貸マンションに対する投資意欲の高まりを背景に、投資家への売却を前提にした物件の事業化が進められているB開発した物件の管理・運営面において、その分野に強い外資との提携などによりノウハウを蓄積し、ノンアセットビジネスの推進を考えている、の3点を挙げている。

 今後については、賃貸マンション市場においても、分譲マンション市場の都心回帰と同様の流れがあるとしている。
 また、高級賃貸マンションは大規模物件を中心に大量供給が見込まれており、市場の注目が集まることによって需要が顕在化すると思われる、としている。
 また、欧米6カ国の外国人の23区内登録者数が、95年以降増加し続けており、このことも潜在需要増加につながると考える、としている。