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再び増加の兆しを見せる侵入盗犯罪
官民の壁越えて犯罪に“カギ”
警察庁のデータによると、東京都内でピッキング用具を使用した侵入盗は平成12年度以降減少したものの、14年度には新たな手口として「カム送り解錠」「サムタン回し」などが発生。再び侵入盗件数が増加の兆しを見せている。そこで、昨年10月、警察庁は住宅等侵入犯罪の予防対策を検討する、有識者で組織した「住宅等侵入犯罪予防対策研究会」を発足。同11月25日には第一回「防犯性の高い建物部品の開発・普及に関する官民合同会議」が開かれ、今春をめどに、ロック(錠)などの建物部品に関して、防犯上憂慮すべき事項及び防犯性能の高い部品の開発・普及の方策をとりまとめる予定だ。
ロックメーカー最大手の美和ロックによると、エンドユーザーのセキュリティヘの関心は年々高まっている。
「十数年前にロータリーシリンダーU9を発売したとき、それまでのディスクシリンダーより5000円高いだけで普及が進まなかった。しかし、最新型JNシリンダー(ピンシリングキー)は、U9より3000円ほど高いが、急速に普及し、一番売れている」(同社広報室)
また4月には、7年ぶりになる新型シリンダー、プログレシップシリンダーを発売する。
理論カギ違いは1000億通りのハイセキュリティシリンダーで、すでに多くの引き合いを得ている。
国内有力ロックメーカーで構成する日本ロック工業会は「錠前で大切なのは、解錠に時間がかかること。5分以上かかると人目を気にし、あきらめるケースが多い。そのためには、『ワンドア・ツーロック』で補助錠を取り付けることが効果的」と語る。
同工業会は独自の基準作りを進めており、「用途に合った錠前が選べるよう、『この部分にはこのレベルのものを取り付ける』」とユーザーに提示することで、犯罪件数を減らしたい考えだ。
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