初回案内を、10人のうち5~6人くらいしかできない営業スタッフは、
申し込み・契約はもっと低くなりますよね。
案内できずに帰した4~5人のお客様に「再来」していただくのは難しいでしょうから。
でも、たとえば、こんな人もいるかもしれない。
案内は、10人のうち6人くらいしか出来ないけど、
案内したら「ほとんど申し込み」になる・・・・
こういう営業スタイルも「あり」だと思います。
「案内したら、ほとんど決める」というスタイル。
何のために案内するのか?
普通の人は、お客様に物件を見ていただいて「気に入ってもらう」ことが目的ですよね。
「案内したら決める」人の目的は「確認すること」です。
気に入るとか、気に入らないとかは、カウンター越しの説明の段階で「詰まって」います。
案内に行く前に、「希望に合っていることと、希望に合っていない部分」をキッチリ説明しています。
だから、所要時間が希望の10以内より5分遠いとか、
オートロックが欲しいけど「ついていない」ことは「ま、しょうがないか」と納得したうえで
現地に行くのです。
だから「確認にいくだけ」
現地に行って、イメージと変わらなければ、説明と食い違いがなければ、申し込む。
そこまで「詰めてから」案内に行くから、「案内したら、ほとんど決まる」のですね。
この営業スタイルなら、「初回案内100%」は難しいでしょう。
カウンター越しの接客で、そこまで詰まるお客様は10人のうち10人ではありません。
この営業スタイルの人は、「カウンター越しで納得してないお客様は案内しない」のでしょう。
こういう営業スタイルも「あり」だと思います。
逆に「軽い案内」をする人もいます。
物件を提示して、満足な説明をしないで、「ま、見てみましょうよ」と言って案内に誘う。
こういう人の場合は現地で、「駅から遠いし・・・・」とか「オートロックがついてないし・・・」という感想が出てきます。
きっと、「そうですね・・・・次・・行きましょう」 と返すのでしょうね。
所要時間やオートロックが付いてないことは、カウンター越しの時点で分かっていたことです。
それが理由で「決めない」お客様は、その物件に案内するのは無駄です。
「5分遠いけど、ただし・・・・・」
「オートロックはついていませんが、その代わり・・・・」
と説明して、
「まあ、そうですよね・・・・・」
と(そこそこ)納得してから案内に行ったほうが、効率がいいと思いませんか。
だから、案内に行く時の営業のセリフは、
「それでは、現地で確認しましょう」
なかなか、案内に進まない・・・
また、明日。