管理を増やそうとしたとき、「リニューアル提案」から入るのは、「とてもいい」方法だと思います。
その理由は・・・・・
まず、「決まりにくい物件」を管理で預かるのは避けた方がいいです。
ひとつは、全体の入居率が下がってしまいます。
入居率こそ、オーナーさんに訴える実績の代表ですから。
そして、決めるのに苦労します。
築年数が古いから苦労するのではなく、
ユーザーのニーズに合っていないから苦労するのです。
どうせ預かるなら、競争力のある状態にしてから預かった方がいいです。
次の理由は、困っているオーナーさんが多くいるからです。
築年数が経てば、それに応じて「手を加えないとダメ」なのに、
そのことを知らないオーナーさんが多いのです。
「建てれば貸せる」という、ハウスメーカーや不動産業者の甘言に応じて建てたオーナーさんは多くいます。
中には「○年、一括借り上げ」とか言われて、10数年後に強引な「値下げ交渉」をされて、
否応なく自主管理に変わったオーナーさんもいらっしゃるでしょう。
困っている方が多いということは、マーケットが大きいということです。
3番目の理由として、ライバルは、まだまだ多くない、ということです。
リニューアルは、単なるリフォームではありません。
古い物を新しくすればいい、というものではないのです。
「ユーザーはどんな部屋を求めているか」という、マーケティングの発想が必要です。
そのことに一番詳しいのは、入居募集の最前線にいるあなたです。
その、ユーザーニーズに応えるリニューアルを、低コストで行うノウハウが必要です。
そして、その計画をオーナーに納得いただけるようなプレゼンテーション力も必要です。
そのためには、「投資分析」を分かりやすく説明できるスキルも、これまた必要です。
だから、まだまだライバルは多くないのです。
最後に、築年数が20年を越える物件は、これからも増えてきます。
20年くらい前に、アパート・賃貸マンションの供給が増えたからです。
以上の理由から、
管理を増やすなら「リニューアル提案」は、最も可能性のある方法なのです。
いま、ノウハウがなくても、作り上げていけばいいと思いませんか。