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管理を増やすのは良いことですか?

7日前の投稿で

管理戸数1000戸にしたいなら、
「なぜ?」を明確にしてください
と書きました。

目標に対して
その目的を「意味のあるもの」にしよう
ということですね。

その一例として
「経営が安定するから」という解答をあげて

「本当に1000戸で安定するの?」
という疑問を投げかけました。

まだ、ご覧になっていない方は
昨日のメルマガを開封してください。

それを書いていて思ったのは、
「管理戸数が多いことが良いことか?」
という疑問です。

もしかしたら、あなたも、
そのような「思い違い」をしていないでしょうか。

賃貸管理は「数より質なのでは?」という意見に
少し、耳を傾けてみてください。

2人のオーナー様がいます。

ひとりは、賃貸経営に積極的で
借主をお客様と思って大事にして、
必要な投資と判断できるなら
あなたの提案に応じていただけます。

2人目のオーナー様は
経費をかけることに消極的ですが、
賃貸条件を譲歩することにも難色を示し、
「部屋が決まらないのは君たちの責任だ」と
声を荒立てます。

同じように100戸のマンションを
管理させていただいたら、どちらの方が
あなたの収益が多いでしょうか?

答えは明らかですね(笑)

あまりに見え透いた事例ですよね。

もうひとつ、

築30年のマンションが2棟あります。

1棟は、大規模修繕も2回行われてて
各部屋も空くたびにリノベ工事を
費用対効果を考えて施しています。

もう1棟は、故障した時の修繕以外は
ほとんど手をかけていません。
入居募集は「家賃の値下げ」で対応しています。

同じように100戸のマンションを
管理させていただいたら、どちらの方が
あなたの収益が多いでしょうか?

これも明らかですよね(笑)

極端な事例の方が
話が見えやすいと思いました。

管理させていただくオーナー様や物件にも

こう言っては失礼なのですが、

やはり「質」があります。

もちろん、
オーナー様から見ても、

質の良い管理会社と
そうでもない管理会社がありますから、

あなたは前者に入らなければなりません。

(このメルマガ読者さんは熱心なので大丈夫です)

1000戸を管理するということは
1000戸を管理するエネルギーが必要です。

具体的には管理スタッフの数と
それを支えるシステムや設備等ですね。

そして、そのエネルギーは無限ではなく
当然に限界があります。

問題は、
質が「そうでもない」物件とオーナー様は
あなたに余分なエネルギーを要求することです。

何度もオーナー宅に呼ばれ、
何回も現場に駆り出されます。
家賃の滞納やトラブルも多く発生します。
でも、賃料は「低め」ですから
管理料には「マイナス反映」されます。
(マイナス反映は造語です)

そして、エネルギーに限りがあるので、

その分、

質の良い物件とオーナー様に
向けるべき分を減らされます。

質の「そうでもない」オーナー様は満足せず、
質の良いオーナー様も不満を抱えるでしょう。

このエネルギー配分の矛盾は
大なり小なり必ずあって
完全に防ぐことはできません。

でも、「質」を顧みずに「数」だけに
目的と目標を合わせるのは危険です。

同じ築年とタイプの物件を管理するなら

手入れが行き届いて
賃料も高めに設定できる方が

管理料も増えるし
稼働率も高くなります。

そういう物件のオーナー様は
話が分かる方が多いでしょう。

あなたが管理を増やす目的が

収益を増やし安定させることなら、
スタッフにやり甲斐を持ってもらうことなら、
地域に良質の賃貸物件を供給することなら、

数だけでなく「その質」にも、
明確な基準を持つべきです。

管理が増えるなら
「何でも良い」ワケではありません。

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